Vol. 64
2005.11.8
「卓球ビギナーズスクール」がスタート
 11月6日(日)午後6時より十条台小学校体育館にて、「卓球ビギナーズスクール」がスタートしました。
 
このスクールは、6・7月に行った「バドミントン」につづき、当クラブが主催する2度目の教室となります。
 基本的には前回のバドミントンと同様に、北区体育協会の後援をいただき、北区卓球連盟より講師を派遣していただく方法で開催いたしました。スクールの講師は以下の方々です。
 
具志堅   一 北区卓球連盟理事長
星 野 兌 子 北区卓球連盟副理事長

 スクール参加は、北区ニュース紙面(10月10日号)で募集をしました。「北区ニュース」の効果は絶大なのか、潜在的に機会があればスポーツを楽しみたい方々がたくさん居られるのか、申込締切(10月29日)までに定員20名のところ27名の申し込みをいただきました。バドミントンの時と同様に、応募された皆様を抽選にて制限するというのも申し訳ないので、卓球担当のスタッフや講師と相談し、申し込まれた皆様に参加していただくことにしました。当クラブの精神である、「多くの方々にスポーツが出来る環境を提案する」ということからしても、出来る限り多くの皆様にスポーツの楽しさを感じていただこうということで判断させていただきました。但し、申込締切を過ぎての郵便到着が2件ほどあったのですが、その方々には申し訳ありませんでしたが、決まり事として参加をお断りさせていただきました。
 当日参加者の中で1名の方から、「足を怪我してしまい見合わせたい」旨のご連絡をいただき、結果
26名登録ということで8週間のスクールをスタートいたしました。

 当日は、午後から夕方にかけて雨が酷くなり出足が鈍ったり、又、季節の変わり目で気温も安定せず体調を崩された方が4名ほどいらっしゃいましたが、それでも22名の皆さんが参加されました。下は12歳から上は69歳と幅広い参加者が集い、正しく生涯スポーツとして「卓球」という種目は大きなツールになっていると感じました。
 卓球スクールは、通常行ってきた当クラブの活動の基本となる「卓球・バドミントンコミュニティ」の場で開催いたしますが、その会場では、バドミントン2面・卓球7台の場を作り、自由に両種目を楽しめるよう設定してきました。その内、卓球台5台を使用してのスクールですので、かなり場所的に狭さを感じるのは否めませんでした。それでも、参加された皆さんの中には、全く卓球をプレイされるのが初めてに近い方が多く見受けられ、2時間強の練習で適度に運動され、適度な汗をかいて、楽しそうにプレイされている様に映りました。プレイ環境が良いことに越したことはないのですが、少ないスペースでも目的を持って活動することは出来るし、老若男女を問わず人とのふれあいを通じて、より心の豊かさやプレイの楽しさを感じるのではと思います。クラブが目指す「スポーツを通じてのコミュニティ作り」の一面を実践しているようにも捉えることが出来ました。

 初日の練習は、星野講師から「ラケットの持ち方」・「フォア打ちのフォームチェック」・「出来るだけ相手と呼吸を合わせて打ち繋げる」をテーマに講習を行いました。星野講師は、各台を廻って丁寧に指導されていましたが、流石に人数が多い事と講師1名スタッフ2名では、講習時間内に万遍無く行き渡る指導にも限界があるとの反省をされていました。2週目以降は、スタッフの対応を考えなくてはならないと思っています。

 それでも帰り際には、殆どの皆さんが「楽しかった」と言ってお帰りになったことに、一先ず安堵しました。皆さんが休まず8週間参加していただくことを願い、出来る限りの受け入れ努力をクラブとしても改善していきたいと考えています。
 卓球ビギナーズスクール詳細ページ