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7月のつぶやき
 今年の7月は、例年にないほどの酷暑に日本列島は見舞われています。
 例年であれば、月の前半は梅雨のじめじめとした日が続き、子供たちが夏休みに入る20日過ぎ位に、夏の訪れを感じるような強い日差しの晴れ間がやってきます。そのような四季の流れに反して、昨年の冷夏といい、今年の猛暑といい、日本の四季が崩れてしまったような風情のない日々が襲ってきています。こんな酷暑の日々が続く中、テレビの画面から流れるニュースやワイドショーのコメントの中で特筆すべきキーワードは、「熱中症」という言葉なのでしょう。今年の夏は、この熱中症」による被害が増大しているとのことです。一頃はスポーツの世界だけで叫ばれてきた言葉が、一般生活の中で重大な結果を招いてしまう病名としてメディアが一斉に伝えています。自宅の中で熱中症」で倒れたとか、学校生活の中で熱中症」により学級閉鎖をしたとか、とにかく、今年の夏は尋常ではない環境を自然から与えられているのか、人間が作り出してしまった環境なの、一つの試練のように感じてしまいます。先ずは、よく休息を取り、水分・塩分・糖分をバランスよく摂取していく事が必要でしょう。
 クラブを運営していく上でも、この点を充分に配慮し、体育館の中での運動であっても、熱痙攣や血液の凝固などの症状は起きてしまいますので、一定の休息と十二分な水分補給を、参加されている皆さんへ促すことに注意を払っています。

 こういった意味でも、この夏の活動に商品提供していただいた大塚製薬さんのご好意には感謝申し上げ、ご提供いただいた商品を有効に活用させていただくよう配慮していきたいと思っております。

今年の7月は、今後のクラブ運営にとっても重要な出来事が重なりました。
●大塚製薬よりの商品提供及び今後の活動への支援。
地域の方々や次代を担う子どもたちが、自由に安心してスポーツに親しめる環境創りを目指し、7・8月の2ヶ月間に亘り、卓球・バドミントンの集中的なプログラムを組みました。この活動には、王二小・十条台小・十条中・赤羽中の各体育館をお借りし、曜日・時間などを参加される皆さんが出来るだけ選択できる環境を目指し活動しています。
●2月より行ってきた「花キャベツの演劇ワークショップ」が、7月17日に10週間の基礎過程を終了して、7月29日に十条台児童館での子供たちと身体に様々な障害を持つ方々との交流の場「ほっと交流」で、この10週間の成果を発表する事になりました。
●18日(日)に赤羽中体育館で行った「バドミントンコミュニティ」の模様を、地域メディアの北ケーブルテレビが取材に入り、23日(金)より29日(木)までの1週間、北9チャンネル「北9ニュース」で放映していただきました。今後も私達の活動を含め、地域で活動するスポーツコミュニティの実態を区民へ啓発していく手段として、活動のサポートをしてくれることになっています。
以上のように、今後の十条台地域クラブにとって、大変影響を持つであろう出来事を経験した月でした。
是非、今後に生かしていきたいと願っています。
 by Gori
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